2006年03月16日

電気用品安全法(PSE法)その後2

先日一斉にTV新聞等のメディアでも報じられましたので既に多くの人が知っていると思いますが、PSE法の問題で若干の進展がありましたね。

おいらはフジTVの夕方のニュースでちらっと見ましたが、取り上げ方が「あの世界的ミュージシャンも怒っています!」ってないかにもウケ狙いの導入での取り上げ方で「まぁ、ニュースですらバラエティにしてしまうフジだからしょうがないか」と思いながら見てたんですが他の局はどうだったんでしょうかね?

なんかTBSでは筑紫哲也がなんか「だれかの陰謀」と言うようなバカな事を言ってたらしい(伝聞です)ですが...

さてはっきりと文章に成ったのを見たかったのでいくつかwebで報道を漁ってみました。
ざっと見ただけですがどうにも問題が有りすぎますね。
まずこれ中日新聞の記事から。(強調はおいら)

来月から本格適用される電気用品安全法で「PSEマーク」のない一部の中古電化製品が販売できなくなることに音楽関係者やリサイクル業者から批判が強まっている問題で、経済産業省は十四日、文化的価値のある電子楽器などを同法の特別承認制度を用いて本格適用から除外すると発表した。また文化的価値の高い製品以外も業者の不安に対応するため、同省の外郭団体が検査機器を貸し出したり、半年間にわたって無料検査に応じるなどして対応する。

引用元:中日新聞060315

この記事にも有りましたが結局反発の強かった所にだけは除外処置を講じて後はなぁなぁで済ませてしまおうって姿勢が見え見えですね。

さらに読むと、「同省の外郭団体が〜云々」の部分は一見経産省が頑張って譲歩したかのように見えますが、この記事中の「検査機の貸し出し」とか「無料検査」って結局は誰かが代わりに費用を払うわけですよね、まぁ、この場合は当然経産省が払う事に成るはずなんですが。
さて、この経産省が業者の為に払うお金ってのはいったいどこから湧いてくるのでしょうか?
経産省の資金=国から配分された予算ってことは当然元は我々の税金ですよね?

自分たちの不始末のツケを国民の税金で穴埋めしておいて「我々はここまで譲歩しました」っとでも言う気なんでしょうか?

ふざけるんじゃ無いって声を大にして言いたいですね。っつか既にだいぶ前から呆れてものも言えなく成ってるんですが。

さらに朝日新聞から


規制対象外とするビンテージ楽器の条件も「希少価値があること」「現行製品で代替できないこと」などとあいまいだ。楽器販売大手の石橋楽器(東京)は「どこまでが認められるのか線引きが不明確で、基準がはっきりするまでは冒険できない」と話し、引き続きマークのない中古楽器は買い取らない方針だ。


引用元:朝日新聞060315

この記事にも有るようにビンテージの基準がはっきり示されていない(とは言えお上に勝手に決められても困るんだが)お国が認めたビンテージ楽器ってなんですか、それ?
ビンテージの基準をお国が決めるんですって、そんなもんじゃないだろうって思うんですけどね。

余談ですがこの記事を見てイメージ的にぱっと頭に浮かんだのは「耳無し芳一の琵琶」とかだったんですが(^^;

実際問題電子楽器の歴史なんてまだ4〜50年位のものなんですよ。でまぁ、ギターアンプなんかはそのくらい前から有るわけですがシンセサイザーのような楽器に成るともっと最近のもので60年代後半くらいから出現したものです。
ただ電子楽器と言うものは昨今のパソコンの進化の具合を見れば判ると思いますが、進化が非常に早いです。実際何年か前の製品でも生産完了に成ってしまったもので名器と言われるものがかなり有ります。そしてこれらの需要も多々有ります。
こう言うものに対して果たしてお役所が「現行製品で代替え出来ないもの」と認めてくれるかどうか極めて疑わしいですね。

さて、最後に閣議後の経済産業省の大臣のスピーチを抜粋して記述しておきます。これを読んでどうお思いに成りますか?

その間、経済産業省としては、経済産業省なりの努力を重ねてまいりましたが、いまちょうど3月いっぱい、つまり4月1日からこの法律がいよいよ施行されるわけですから、きわどいところまで来ているわけであり、先ほども申し上げてまいりましたが、皆さんも既にご承知のとおり、私は国会の審議の中におきましては、川を渡っている最中に馬を途中で乗り換えるということはできない。従って、最後の段階に来ているのは、これはこれでやらせていただく。そして、その後、なお問題が存在するようなことであれば、それに対しての対応をするということを国会の答弁でも申し上げてまいりました。もう一方、例えば野球で言いますと、9回の裏ツーアウトのときに、ちょっとこのルールを変えようということを提起したとすると、これはちょっとどこの監督であっても横暴ではないか、いまもうツーアウトまで来ているのだからと言うでしょう。ですから私はこの試合が終結のところまで、このままの姿で持って行きます。

引用元:閣議後大臣記者会見の概要060314

ものすごい言い草ですね。おいらが思うには9回裏ツーアウトまできちんとルールを教えないで勝手にルールを作ったりして試合をやらされてて、その事自体がおかしい事に気がついた人が指摘したから問題になってるんではと思うんですがねぇ。

Trackback on "電気用品安全法(PSE法)その後2"

以下1件のトラックバックはこのページのエントリー"電気用品安全法(PSE法)その後2"を参照しています。

このエントリーのトラックバックURL: 

» 電気用品安全法(PSE法) その後(3)

  • 2006年03月21日 06:22
  • from MID [night] LIFE CRISIS

17日に衆議院環境委員会で、現在の所の希... [続きを読む]

Comment on "電気用品安全法(PSE法)その後2"

きのうフジで、取り上げに導入しないです。
ここで陰謀も伝聞しなかったよ。

Post a Comment

コメントする

(HTMLタグは使用できません)
ブラウザに投稿者情報を登録しますか?(Cookieを使用します。次回書き込み時に便利です。)
  •  
  •